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2019年08月02日

世界母乳育児週間

世界母乳育児週間


ピカソ「母子像」

この絵は私の部屋にもずっと飾ってあります。
お母さんの赤ちゃんへの愛おしさが伝わる授乳の姿です。

8月1日から7日は「世界母乳育児週間」です。

哺乳類の人類は母乳で赤ちゃんを育ててきました。
多くのお母さんは、母乳で育てたいと望みます。
その素朴な望みをかなえるための活動です。

4か月くらいまでは母乳で育てる人が多いのですが…
適切な支援が受けられずに母乳育児を続ける人が減っていきます。
母乳育児にはコツと努力が必要です。
そのためには迷い悩むお母さんを支援するネットワークが欲しいのです。
初めての妊娠・出産で、私は母乳で赤ちゃんを母乳で育てるための支援やネットワークに出会えました。
恩返しを含めて、多くのお母さんが母乳で育てるための支援がしたいと私は一歩踏み出しました。
子どもが成長すると、実際の支援に関わることが難しくなって今は現実的な支援には届いていません。

あれから約20年が経ちました。
残念なことにその頃と変わらない不適切な情報と届かない支援であきらめざるを得ないお母さんたちがいます。
それは、お母さんのせいではないのです。
母乳が十分でないことはお母さんが悪いわけではないのです。
母親は子どものためにいつも奮闘しています。
その努力をねぎらい、勇気づける支援があれば…
と心から願っています。

母乳には沢山のメリットがあります。
お母さんにとっても赤ちゃんにとっても…
母乳を与えることが子宮の収縮を促し、出産後の母体回復に役立ちます。
将来的には、乳がんや子宮がんのリスクが減ります。
赤ちゃんは生き延びるための免疫物質を母乳から得られます。
おっぱいに吸い付く行動が脳の発達を促します。
そして、お母さんと赤ちゃんは抱っこして、見つめあい、愛情を育んでいきます。

私はお母さんと赤ちゃんの未来のために母乳育児を応援しています。
母乳育児の適切な知識と情報が届くことを願ってやみません。



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Posted by Mako Takabayashi at 20:50│Comments(0)子育て
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プロフィール
Mako Takabayashi
Mako Takabayashi
1960年生まれ。魚座。B型。母乳育児支援、食と暮らしの市民活動、心の相談活動のボランティアなどに関わる。その後、シニア産業カウンセラー、中級教育カウンセラー、不妊カウンセラーの資格を取得。2019年には国家資格の公認心理師を取得。「みんな違って、みんないい」をモットーにカウンセリングルーム「マザリ―カウンセリング」を運営。小・中学校の相談員を10年間担当。小児科では、子育て支援を10年担当。産業保健では、企業でのカウンセラーや研修講師、メンタルヘルス対策支援も行ってきた。現在は、産業保健分野で企業のメンタルヘルス対策支援とスクールカウンセラーとして教育分野で活動中。趣味のジャズシンガーとしても活動中。好きなことは、ドライブや歌を歌うこと、そしてビール♪
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