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2017年11月05日

親の責任

親の責任


私にはいつも気になる広告があります。
「子どもの歯並びは親の責任です。」という歯列矯正の広告です。
そこで「責任」ということについて考えてみたいと思います。

辞典には、①自分が引き受けて行わなければならない任務。義務。
②自分が関わった事柄や行為から生じた結果に対して負う義務や償いとあります。
この広告の場合は、①の意味で使われていると思われます。
私が疑問に思うのは子どもの責任を親はどのように取るべきなのかということです。

「責任」は「義務」でもあります。
「義務」は「権利」と組み合わせて考えられることが多いようです。
そこで「子どもの権利条約」をご存知でしょうか。
子どもの四つの権利「生きる権利」「育つ権利」「守られる権利」「参加する権利」を守り、子どもにとって一番いいことは何か考えなければならないとうたっています。
第18条では「子どもを育てる責任はまず父母にある。」とあります。
そして第12条には「子どもは自分に関係のあることについて自由に自分の意見を表す権利を持っている。」とあります。
これらのことから、“子どもの意見を聞き、尊重し、考慮し、親としての責任を果たすことが求められている”と私は考えますが…
皆さんはどう考えますか?

<参考>ユニセフのホームページに「子どもの権利条約」が詳しく説明されています。



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プロフィール
Mako Takabayashi
Mako Takabayashi
1960年生まれ。魚座。B型。母乳育児支援、食と暮らしの市民活動、心の相談活動のボランティアなどに関わる。その後、シニア産業カウンセラー、中級教育カウンセラー、不妊カウンセラーの資格を取得。2019年には国家資格の公認心理師を取得。「みんな違って、みんないい」をモットーにカウンセリングルーム「マザリ―カウンセリング」を運営。小・中学校の相談員を10年間担当。小児科では、子育て支援を10年担当。産業保健では、企業でのカウンセラーや研修講師、メンタルヘルス対策支援も行ってきた。現在は、産業保健分野で企業のメンタルヘルス対策支援とスクールカウンセラーとして教育分野で活動中。趣味のジャズシンガーとしても活動中。好きなことは、ドライブや歌を歌うこと、そしてビール♪
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