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2019年06月07日

気分の波に悩む人へ

気分の波に悩む人へ


「よせては、かえす」の波のようだから、気分を波と言うのでしょうね…
「気分の波に苦しんでいる」とカウンセリングで語られることはしばしばあります。
「うつだから、不安だから、性格だから…気分に波がある」のでしょうか?
気分と言うのは、確かに色々ありますよね。
そこで、こんな考え方はいかがでしょうか…

気分の変化は日々の暮らしの中で起こって当たり前

様々な刺激に反応して、色んな気持ちになるのは反応として当たり前のことではないでしょうか。
雨の日には憂うつな感じになる人もいれば、雨だからうれしくなる人もいる。
梅雨はうっとおしいのが一般的なので、うれしくなるってのは不思議な感じもするけれど…
ある方に「雨になると嬉しくなる」という話を聞いたことがありました。
私は「なるほど!みんな違うんだな」と思った瞬間でした。

何だかそんな気分になってしまうのにいいも悪いも判断しなくてもいいのかなと思います。
気分は続いたり、変わったりするものです。
波のように永遠と繰り返すものです。
辛くなる気分にはできるだけなりたくないものですよね。
だけれど、辛い気分になってしまったことは事実です。

「あー、今辛いんだな」とそっと眺めてみませんか…
今辛いと思っている自分は大切にしたいです。
そっと両手ですくって、そっと横に置いてみましょう。
横に置いたら、今に戻ってみましよう。
「あー、辛かったんだな」と…

自分を慈しむ、今を感じる、そして、大切にする。
「そんなことできるはずがない」と考えてしまうかもしれません。
それは頭の中で考えたこと。

考えは事実ではありません。
考えをなかったことにはできないけれど、その考えが事実なのか確かめてみること。
怖いけれど、カウンセラーと一緒ならなんとかやれると思いますよ。

「カウンセリング」ってそんなことでもあります。



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プロフィール
Mako Takabayashi
Mako Takabayashi
1960年生まれ。魚座。B型。母乳育児支援、食と暮らしの市民活動、心の相談活動のボランティアなどに関わる。その後、シニア産業カウンセラー、中級教育カウンセラー、不妊カウンセラーの資格を取得。2019年には国家資格の公認心理師を取得。「みんな違って、みんないい」をモットーにカウンセリングルーム「マザリ―カウンセリング」を運営。小・中学校の相談員を10年間担当。小児科では、子育て支援を10年担当。産業保健では、企業でのカウンセラーや研修講師、メンタルヘルス対策支援も行ってきた。現在は、産業保健分野で企業のメンタルヘルス対策支援とスクールカウンセラーとして教育分野で活動中。趣味のジャズシンガーとしても活動中。好きなことは、ドライブや歌を歌うこと、そしてビール♪
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