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2013年01月04日

頭の良くなる母乳育児

第二子を出産してからずっと続けてきた母乳育児支援
ずっと変わらないのは母乳育児の誤解と偏見は続いているということ…
それも母乳育児を続けることへの不適切で否定的なことが多いのが残念なのです。
その被害を本当に多くのお母さんと赤ちゃんが受けています。

そこであるセンセーショナルな育児本をパクッて…
頭の良くなる母乳育児という育児本を出したらいいのではないかと思い付いたのです。
正論よりもよっぽど説得力あるんじゃないかと思うのです。

母乳育児支援を続けている方々は、皆様とても人が良く、いい人ばかり…
私のように過激な発言をされる方はいらっしゃらないように感じています。
なのであえてこのような過激な見出しにすれば母乳育児をもっと勧めやすくなるのではないかと思ったわけです。

もちろん、根拠はあるんですよ。
母乳は栄養価が高いだけではなく、免疫物質が多く含まれ発育や発達にとても有効です。
粉ミルクが「母乳に近づけた」と広告するように母乳が最も有益なのは言うまでもありません。
また、アレルギーは異種たんぱく質が引き金になることが多く、母乳のたんぱく質がアレルギー源になることはとっても稀なことです。
粉ミルクは牛の乳と化学物質で出来ています。
離乳食はアレルギーを心配し、慎重にタンパク質を確かめていくのに、不思議だと思いませんか?

また、乳房から直接赤ちゃんが母乳を吸い取る行動は私たちが良く噛んで食べるのと同じ効果があります。
よく噛むと脳の発達が促されると言われています。
哺乳瓶は流し込むように飲めてしまうので同様の効果は期待できません。

粉ミルクが普及するまで、日本では母乳で育てるしかなかった時代が長くありました。
ほとんどのお母さんたちが母乳で育てられていたということです。
もらい乳、乳母などもありました。
経済主導で粉ミルクを売るための戦略にすっかりはめられてしまったと言っても過言ではないのです。

まだまだ母乳のメリットや利点はあります。
これ以上ネタばらししてしまうともったいないので…

そうそう、もうひとつ…
心理的な発達に関係するオキシトシン・システムが哺乳行動に母子ともに関係していることもあげられます。
対人関係の基礎は哺乳行動ととても密接な関係があります。
母乳育児は母子共に対人関係力を育てる大切な行動なのです。

母乳育児は簡単ではありません。
子育て同様苦労があり、工夫が必要な育児です。
確かに楽ではありませんが、お金は全くかかりません。
何よりも赤ちゃんの頭が良くなることは間違いありません。

と言うわけで…
頭の良くなる母乳育児という育児本を書こうと思い立ったいきさつについてでした。







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Posted by Mako Takabayashi at 22:23│Comments(0)子育て
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プロフィール
Mako Takabayashi
Mako Takabayashi
1960年生まれ。魚座。B型。母乳育児支援、食と暮らしの市民活動、心の相談活動のボランティアなどに関わる。その後、シニア産業カウンセラー、中級教育カウンセラー、不妊カウンセラーの資格を取得。2019年には国家資格の公認心理師を取得。「みんな違って、みんないい」をモットーにカウンセリングルーム「マザリ―カウンセリング」を運営。小・中学校の相談員を10年間担当。小児科では、子育て支援を10年担当。産業保健では、企業でのカウンセラーや研修講師、メンタルヘルス対策支援も行ってきた。現在は、産業保健分野で企業のメンタルヘルス対策支援とスクールカウンセラーとして教育分野で活動中。趣味のジャズシンガーとしても活動中。好きなことは、ドライブや歌を歌うこと、そしてビール♪
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