2008年07月05日
子どもの力
入院から2日目の朝を迎えました。
夫と交代で明け方4時ごろから子どもの傍らで過ごしました。
暗闇の中眠り続ける我が子…
夫が時々起き上がろうとすると言っていましたがそんな様子も見られません。
7時ごろ突然点滴を外そうとしたり、起き上がろうとしだしました。
目は空いていますが、呼びかけても反応はありません。
看護士さんが「トイレかな…」とトイレの準備をしてくれました。
子どもはトイレに座って用を足しました。
びっくりです。
呼びかけても返事はありませんでしたが、用を済ませると又眠ってしまいました。
父を看病していた時にもかなり厳しい病状でもトイレにはとても執着して自らしようとしていたことを思い出しました。
生理反応には強い意志が働くのだなと感心しました。
それから2時間後、子どもが目を空けました。
自ら目を空いた意志を感じる眼差しでした。
名前を呼ぶとうなづきました。
意識が戻ったのです。
急いで看護士さんを呼びました。
看護士さんや医師が見守る中、看護士さんが「おはよう」と声をかけました。
小さな力の無い声でしたが「おはよう」と子どもが応えてくれました。
私は涙が溢れました。
意識が戻ったことが嬉しくて、返事をしてくれたことが嬉しくて…
意識が戻ったことが本当に嬉しかったのです。
その後ベットから起き上がり、イスに腰掛け話しをしました。
笑顔も出ました。
医師は「こんなにはっきりして驚いたね」と言っていました。
そこへ夫が戻ってきました。
イスに腰掛けて話している我が子を見て、驚き、喜び、目を赤くして涙がこぼれていました。
子どもは不思議そうな顔で涙する夫を見ていました。
「お父さんは嬉しいんだよ」と医師が話してくれました。
照れ笑いする子どもの顔がとてもかわいらしく見えました。
「お腹がすいた」と子どもが言いました。
急いで食事を用意してもらいました。
おにぎりが食べたいと言ったのですが、消化のいい物からしか食べられないとのことでした。
子どもは出された食事をあっという間にペロッと食べてしまいました。
パクパク食べる子どもの様子がとても嬉かったです。
治療のおかげなのか、子どもの生きる力なのか…
意識が戻ったことに心から感謝しました。
夫と交代で明け方4時ごろから子どもの傍らで過ごしました。
暗闇の中眠り続ける我が子…
夫が時々起き上がろうとすると言っていましたがそんな様子も見られません。
7時ごろ突然点滴を外そうとしたり、起き上がろうとしだしました。
目は空いていますが、呼びかけても反応はありません。
看護士さんが「トイレかな…」とトイレの準備をしてくれました。
子どもはトイレに座って用を足しました。
びっくりです。
呼びかけても返事はありませんでしたが、用を済ませると又眠ってしまいました。
父を看病していた時にもかなり厳しい病状でもトイレにはとても執着して自らしようとしていたことを思い出しました。
生理反応には強い意志が働くのだなと感心しました。
それから2時間後、子どもが目を空けました。
自ら目を空いた意志を感じる眼差しでした。
名前を呼ぶとうなづきました。
意識が戻ったのです。
急いで看護士さんを呼びました。
看護士さんや医師が見守る中、看護士さんが「おはよう」と声をかけました。
小さな力の無い声でしたが「おはよう」と子どもが応えてくれました。
私は涙が溢れました。
意識が戻ったことが嬉しくて、返事をしてくれたことが嬉しくて…
意識が戻ったことが本当に嬉しかったのです。
その後ベットから起き上がり、イスに腰掛け話しをしました。
笑顔も出ました。
医師は「こんなにはっきりして驚いたね」と言っていました。
そこへ夫が戻ってきました。
イスに腰掛けて話している我が子を見て、驚き、喜び、目を赤くして涙がこぼれていました。
子どもは不思議そうな顔で涙する夫を見ていました。
「お父さんは嬉しいんだよ」と医師が話してくれました。
照れ笑いする子どもの顔がとてもかわいらしく見えました。
「お腹がすいた」と子どもが言いました。
急いで食事を用意してもらいました。
おにぎりが食べたいと言ったのですが、消化のいい物からしか食べられないとのことでした。
子どもは出された食事をあっという間にペロッと食べてしまいました。
パクパク食べる子どもの様子がとても嬉かったです。
治療のおかげなのか、子どもの生きる力なのか…
意識が戻ったことに心から感謝しました。
Posted by Mako Takabayashi at 20:56│Comments(3)
│プライベート
この記事へのコメント
よかった!
治療のおかげなのか、子どもの生きる力なのか…
私は、両方だと思います。
お医者さんや看護士さんは、子どもの生きる力の強さを知っていらっしゃるでしょうね。
経験から支援の時期・方法を冷静に判断し、対処するのでしょう。
生きる力、がんばれ!
治療のおかげなのか、子どもの生きる力なのか…
私は、両方だと思います。
お医者さんや看護士さんは、子どもの生きる力の強さを知っていらっしゃるでしょうね。
経験から支援の時期・方法を冷静に判断し、対処するのでしょう。
生きる力、がんばれ!
Posted by ももっこうの父 at 2008年07月06日 06:55
意識が戻ったとのこと、本当に良かったですね。読んでいて泣きそうになりました。
早くよくなるといいですね。遠くから祈っています。
MAKOさんもお体ご自愛ください。
早くよくなるといいですね。遠くから祈っています。
MAKOさんもお体ご自愛ください。
Posted by にょろ at 2008年07月06日 12:37
ももっこうの父さん、にょろさんコメントをありがとう。
こうやって振り返って書くことは自分のためにもなっています。
まだ今は回復したと言いきれない日々ですが良くはなってきています。
「あんなこともあったね」と夫や子どのと話せる日がやってくることを願う毎日です。
こうやって振り返って書くことは自分のためにもなっています。
まだ今は回復したと言いきれない日々ですが良くはなってきています。
「あんなこともあったね」と夫や子どのと話せる日がやってくることを願う毎日です。
Posted by mammezzo at 2008年07月06日 22:29