2018年03月20日
相手の気持ちを考えることについて

相手の気持ちを「推測すること」と「知ること」には違いがあります。
推測は、「嫌われるのではないか…」などの考えです。
この段階では、相手の気持ちを確かめていないので、推測です。
推測は、自分の考えはまるで相手も同様に考えていると妄想になります。
相手を配慮するのならば、自分の推測は相手の考えと合っているのか確かめてみることをお勧めします。
推測は、独りよがりで、自分のことしか考えていないので、相手との関係づくりの妨げになります。
そこで、自分の推測が相手にどの位あてはまっているのか、確かめてみるためには聞いてみるしかないのです。
「私はこう思っていますが、あなたは?」
こう問いかけると会話が産まれます。
そこは私とあなたの関係づくりの出発点です。
相手のことを考えているようで、自分にしか目が向いていない。
それは、窮屈です。
私はいつも私の眼鏡を通して世の中を見ています。
相手の世界はどんな世界なんだろうか?
好奇心が勇気を産み出します。
いつも相手の顔色ばかりうかがっているのならば…
勇気をもって問いかけてみませんか?
「それで、どう思いましたか?」
人との関わりがあなたを育てます。
対人関係は傷つくことの連続です。
知るから、次からどうしたらよかったのかを学べます。
人間関係には、勇気がいるのです。
そうして、また人生の学びを私たちは手に入れるのです。
Posted by Mako Takabayashi at 01:48│Comments(0)
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