公式ホームページ   初めてのあなたへ   サービス一覧   リンク   よくあるご相談   こころの教室   問い合わせ
働く人のメンタルヘルスポータルサイト「こころの耳」

2018年03月20日

相手の気持ちを考えることについて

相手の気持ちを考えることについて


相手の気持ちを「推測すること」と「知ること」には違いがあります。
推測は、「嫌われるのではないか…」などの考えです。
この段階では、相手の気持ちを確かめていないので、推測です。
推測は、自分の考えはまるで相手も同様に考えていると妄想になります。
相手を配慮するのならば、自分の推測は相手の考えと合っているのか確かめてみることをお勧めします。
推測は、独りよがりで、自分のことしか考えていないので、相手との関係づくりの妨げになります。
そこで、自分の推測が相手にどの位あてはまっているのか、確かめてみるためには聞いてみるしかないのです。
「私はこう思っていますが、あなたは?」
こう問いかけると会話が産まれます。
そこは私とあなたの関係づくりの出発点です。
相手のことを考えているようで、自分にしか目が向いていない。
それは、窮屈です。
私はいつも私の眼鏡を通して世の中を見ています。
相手の世界はどんな世界なんだろうか?
好奇心が勇気を産み出します。
いつも相手の顔色ばかりうかがっているのならば…
勇気をもって問いかけてみませんか?
「それで、どう思いましたか?」
人との関わりがあなたを育てます。
対人関係は傷つくことの連続です。
知るから、次からどうしたらよかったのかを学べます。
人間関係には、勇気がいるのです。
そうして、また人生の学びを私たちは手に入れるのです。



同じカテゴリー(カウンセリング)の記事

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 7人
プロフィール
Mako Takabayashi
Mako Takabayashi
1960年生まれ。魚座。B型。母乳育児支援、食と暮らしの市民活動、心の相談活動のボランティアなどに関わる。その後、シニア産業カウンセラー、中級教育カウンセラー、不妊カウンセラーの資格を取得。2019年には国家資格の公認心理師を取得。「みんな違って、みんないい」をモットーにカウンセリングルーム「マザリ―カウンセリング」を運営。小・中学校の相談員を10年間担当。小児科では、子育て支援を10年担当。産業保健では、企業でのカウンセラーや研修講師、メンタルヘルス対策支援も行ってきた。現在は、産業保健分野で企業のメンタルヘルス対策支援とスクールカウンセラーとして教育分野で活動中。趣味のジャズシンガーとしても活動中。好きなことは、ドライブや歌を歌うこと、そしてビール♪
オーナーへメッセージ
削除
相手の気持ちを考えることについて
    コメント(0)