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2012年11月27日

それは誰かの、そして何かのせいなのだろうか

アサーション(自他尊重の自己表現)にアサーション権という考え方がある。

I. 私たちは、誰からも尊重され、大切にしてもらう権利がある。
II. 私たちは誰もが、他人の期待に応えるかどうかなど、自分の行動を決め、それを表現し、その結果について責任を持つ権利がある。
III.私たちは誰でも過ちをし、それに責任をもつ権利がある。
IV.私たちには、支払に見合ったものを得る権利がある。
V. 私たちには、自己主張しない権利もある。
※「アサーショントレーニング」平木典子著より抜粋

自分に権利があるように相手にも権利がある。
権利は義務とはセットではなく、誰しもがやっていいことであり、基本的人権として認められているものである。
相手は何らかのきっかけを与えたのだけれども、そう考えて、そう受け止めたのは自分の責任なのだ。

決して前向きに考えろと言うことではない。
生きていく上で、自ら考えて、行動していることに責任を持つとすがすがしく生きられると言うことなのだ。
そうなりたくなくても、そうしたくなくても、選べなかったとしても…
させられたのではなく、いつもそこには自分の選択と決断があるのだ。

だから…
相手の責任までしょいこんでしまわないことが大切だ。
それは自分が責任のとれる事なのか一度立ち止まってみて欲しい。
まずは自分を大切にしていいのだ。
誰かのためにしてあげたいのは自分なのだから…
そのことで期待通りにならなかったとしても、それは相手のせいではない。



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プロフィール
Mako Takabayashi
Mako Takabayashi
1960年生まれ。魚座。B型。母乳育児支援、食と暮らしの市民活動、心の相談活動のボランティアなどに関わる。その後、シニア産業カウンセラー、中級教育カウンセラー、不妊カウンセラーの資格を取得。2019年には国家資格の公認心理師を取得。「みんな違って、みんないい」をモットーにカウンセリングルーム「マザリ―カウンセリング」を運営。小・中学校の相談員を10年間担当。小児科では、子育て支援を10年担当。産業保健では、企業でのカウンセラーや研修講師、メンタルヘルス対策支援も行ってきた。現在は、産業保健分野で企業のメンタルヘルス対策支援とスクールカウンセラーとして教育分野で活動中。趣味のジャズシンガーとしても活動中。好きなことは、ドライブや歌を歌うこと、そしてビール♪
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