公式ホームページ   初めてのあなたへ   サービス一覧   リンク   よくあるご相談   こころの教室   問い合わせ
働く人のメンタルヘルスポータルサイト「こころの耳」

2012年01月26日

虐待を受けていた少年犯罪者

「少年たちは何故人を殺すのか」文春新書を読み終わった。翻訳されたものなので、海外の少年犯罪者の殺人にいたるまでのノンフィクションではあるが、日本で起こった少年の親殺しのいくつかが頭に浮かんだ。本によると、全ての少年犯罪者が虐待を受けていた。体罰、ネグレクト、性虐待などどれも過酷で残酷なものばかり…また、支配的で過干渉な養育環境も子どもにとっては虐待と変わらない悪影響を及ぼしてしまう。虐待する親は何故か口をそろえて「しつけ」と言うが、事実は暴力であり、子どもにとっては脅威となって安全と安心を脅かされることに他ならない。子どもにとって親は生活の全てに影響を及ぼす存在だ。愛しまれ、大切に養育されることがどんなに重要で、将来健康に過ごせるために必要なのかを改めて考えさせられた。


同じカテゴリー(カウンセリング)の記事

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 7人
プロフィール
Mako Takabayashi
Mako Takabayashi
1960年生まれ。魚座。B型。母乳育児支援、食と暮らしの市民活動、心の相談活動のボランティアなどに関わる。その後、シニア産業カウンセラー、中級教育カウンセラー、不妊カウンセラーの資格を取得。2019年には国家資格の公認心理師を取得。「みんな違って、みんないい」をモットーにカウンセリングルーム「マザリ―カウンセリング」を運営。小・中学校の相談員を10年間担当。小児科では、子育て支援を10年担当。産業保健では、企業でのカウンセラーや研修講師、メンタルヘルス対策支援も行ってきた。現在は、産業保健分野で企業のメンタルヘルス対策支援とスクールカウンセラーとして教育分野で活動中。趣味のジャズシンガーとしても活動中。好きなことは、ドライブや歌を歌うこと、そしてビール♪
オーナーへメッセージ
削除
虐待を受けていた少年犯罪者
    コメント(0)