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2012年01月22日

血液検査でうつ病と発達障害が診断できる?

血液検査で色んな病気が分かる事は知られています。
現在、うつ病と発達障害において血液検査で診断が出来る研究が進められています。

精神疾患はアメリカ精神医学会が定めたDSM-Ⅳという診断基準で診断されることが一般的です。
この診断基準には客観的な数値の診断基準は含まれていません。
症状によって分類されるため医師によって診断が異なる場合も出てきます。
また、経過をよく観察しないと適切な診断がされにくいということもあります。

今後研究が進み、血液検査でうつ病や発達障害の診断が出来るようになれば、早期発見とより適切な治療方法が見つかる事になります。

うつ病では血液中に含まれるエタノールアミンリン酸(EAP)という物質が減っていることが分かってきました。
そして、重症になるほど低下する事も分かっています。
現在、臨床での実用を目指して研究が進められています。

そして、発達障害の高機能自閉症において、血液中の中性脂肪VLDLの低下が認められています。
こちらもさらなる研究の結果、早期に診断が出来るかもしれないとのことです。

何十年後かには血液検査で精神疾患も診断できる時代になるのでしょうね。




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プロフィール
Mako Takabayashi
Mako Takabayashi
1960年生まれ。魚座。B型。母乳育児支援、食と暮らしの市民活動、心の相談活動のボランティアなどに関わる。その後、シニア産業カウンセラー、中級教育カウンセラー、不妊カウンセラーの資格を取得。2019年には国家資格の公認心理師を取得。「みんな違って、みんないい」をモットーにカウンセリングルーム「マザリ―カウンセリング」を運営。小・中学校の相談員を10年間担当。小児科では、子育て支援を10年担当。産業保健では、企業でのカウンセラーや研修講師、メンタルヘルス対策支援も行ってきた。現在は、産業保健分野で企業のメンタルヘルス対策支援とスクールカウンセラーとして教育分野で活動中。趣味のジャズシンガーとしても活動中。好きなことは、ドライブや歌を歌うこと、そしてビール♪
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