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2011年06月10日

「厳しい」は「脅かし」ではない

厳しくする事を脅かす事と勘違いしている人がいる。
「厳しい」にいじわるな感じや怒りが混じっているのは「脅かし」
「脅かし」は人間の尊厳を脅かし、攻撃的。
その人の人格に触れる内容が含まれているのは「脅かし」
「厳しい」には愛がこもっていなければ…と思う。
「厳しさ」は、温かく、真摯な気持ちがこもっていて、勇気を与えるもの。
「険しさ」はあってもいいと思う。

「叱る」と「怒る」の違いにも似ているかな?
「叱る」には愛がなければただの暴言、暴力だったりする。
虐待で言い訳する親は一律に「しつけだった」という。
いつも思う。
「そんなのうそ!自分の腹立たしさや怒りの感情をただぶつけただけじゃないか!!」って…

「怒る」には相手がいる。
だけど、「怒らされた」のではない。
「怒る」と決めたのは自分自身だから…
怒りの感情を相手にぶつけるのは身勝手な事だと思う。
「憎しみ」に似てるかな?
だから我慢しろと言っているわけではない。
「怒り」の感情も大切な気持ち。
相手を攻撃するために「怒り」は使わない方がいい。

どんな事があっても暴力はいけないと思う。
私は認めない。
人以外の物に当たるのも暴力。
暴力は人の生きる力や人間らしさを壊してしまう。

昨日の身近で起こった痛ましい子殺しの事件で思ったこと。



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プロフィール
Mako Takabayashi
Mako Takabayashi
1960年生まれ。魚座。B型。母乳育児支援、食と暮らしの市民活動、心の相談活動のボランティアなどに関わる。その後、シニア産業カウンセラー、中級教育カウンセラー、不妊カウンセラーの資格を取得。2019年には国家資格の公認心理師を取得。「みんな違って、みんないい」をモットーにカウンセリングルーム「マザリ―カウンセリング」を運営。小・中学校の相談員を10年間担当。小児科では、子育て支援を10年担当。産業保健では、企業でのカウンセラーや研修講師、メンタルヘルス対策支援も行ってきた。現在は、産業保健分野で企業のメンタルヘルス対策支援とスクールカウンセラーとして教育分野で活動中。趣味のジャズシンガーとしても活動中。好きなことは、ドライブや歌を歌うこと、そしてビール♪
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