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2011年03月27日

震災後の心のダメージ

11日以降、カウンセリングで色々な方から震災での話を聴かせていただきました。
影響を受けている方が案外多い事に驚きました。
想定外の震災と原発事故。
不安になって当たり前だと思います。

命にかかわる大きな出来事の後には、多くの人が心や体の不調を感じます。
不安、恐怖感、無力感などはイライラさせ、憂うつになり、気力を無くします。
食欲がなくなったり、寝つきにくくなったり、途中で目が覚めるようになってしまったり…
これらは多くの人が感じる変化です。
人間として自然な反応です。
決して自分だけがおかしいわけではありません。
多くは一か月くらいで落ち着くと言われています。
その後も不安定な状態が続くようであれば、カウンセリングか医療受診をお勧めします。

さて、私事ですが…
私は福島県いわき市勿来の生まれです。
海沿いの町です。
もちろん生家はすでにないと思いますが…
今回の震災で生まれ故郷が無くなってしまいました。
グーグルで津波後の衛星写真を見て、とても切なくなりました。
育った北海道の築別炭鉱も閉山で原野になってしまっています。
私は生まれ故郷も育った故郷も無くしてしまったのです。

今住んでいる浜松は移り住んで18年になります。
今まで暮らした中では一番長い年月を過ごしています。
子どももこの浜松で育ててきました。
私にとってはこれから浜松が故郷になるのだと思っています。
浜松が住みやすく暮しやすい町になればいいなと思っています。



タグ :故郷震災

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プロフィール
Mako Takabayashi
Mako Takabayashi
1960年生まれ。魚座。B型。母乳育児支援、食と暮らしの市民活動、心の相談活動のボランティアなどに関わる。その後、シニア産業カウンセラー、中級教育カウンセラー、不妊カウンセラーの資格を取得。2019年には国家資格の公認心理師を取得。「みんな違って、みんないい」をモットーにカウンセリングルーム「マザリ―カウンセリング」を運営。小・中学校の相談員を10年間担当。小児科では、子育て支援を10年担当。産業保健では、企業でのカウンセラーや研修講師、メンタルヘルス対策支援も行ってきた。現在は、産業保健分野で企業のメンタルヘルス対策支援とスクールカウンセラーとして教育分野で活動中。趣味のジャズシンガーとしても活動中。好きなことは、ドライブや歌を歌うこと、そしてビール♪
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