2017年11月22日
アドラー心理学を実践すること

ここ数年のアドラーブームに乗っかって、学び直しをしている。
初めてアドラー心理学に出会ったのはいつの頃だっただろう。
心理学を学んでいた大学時代ではなさそう…
多分カウンセラーになろうと決めた30代の頃だと思う。
その時に読んだのが岸見一郎さんの「アドラー心理学」という新書版だった。
何故か本を買って読んでいたことを忘れていて、最近また同じ本を買ってしまったというチョンボもあった。
野田俊作さんの「公開カウンセリング」に参加したのもその頃だったように思う。
公開されるカウンセリングとはどのようなものなのか…興味津々で参加をした。
ほとんどは覚えいないけれど、カレーライスとライスカレーの話で野田さんに質問したことは覚えている。
「何だか質問の答えは分からなかったけれど、面白い人だな~」がその時の野田さんへの私の印象だった。
それまではカウンセリングは密室で行われるものだと思い込んでいたので、開かれたカウンセリング場面はとても刺激的だった。
始めは、ベストセラーになった岸見一郎さんの「嫌われる勇気」を読み、向後千春さん、野田俊作さん、岩井俊憲さんとアドラー実践者の方々の書籍を次々と読んでみた。
アドラー心理学の講座や講演があればとりあえず出かけて行って実際に学んでも見た。
向後さんのアドラーフェスタは楽しかった。
今回は、今までのカウンセリングの臨床と結びついて、アドラー心理学にハマってしまった。
理論は向後さんの講座のおかげで身についてきたように感じている。
カウンセリングでどう活かしたらいいのか?
しっくりいっていなかった。
今回、向後さんの師匠が野田さんと知って、アドラーギルド主催のアドラー心理学基礎応用編に4日間参加した。
私自らアドラー心理学の理論・勇気づけ・思想を実践していけばいいことが分かった。
きっと困難ではあると思えるが、「すがすがしくやってみればいいのだ」と教わったように思う。
幸せになることはまだまだ不明瞭だけれど、共同体感覚を自ら発揮できればいつかは幸せが分かるのかもしれないと今は思っている。
人の役に立つこと、相手の心で観てみること、まだまだだけどやって行こう!