公式ホームページ   初めてのあなたへ   サービス一覧   リンク   よくあるご相談   こころの教室   問い合わせ
働く人のメンタルヘルスポータルサイト「こころの耳」

2013年09月18日

自分のことは自分で決める

相手のために…
とか
相手はこう思っているだろうから…
など
日本は相手を基準に考えをまとめる傾向が文化的にあります。

確かに相手を配慮することは大切です。
が…
本当に相手はそう望んでいるのかは確かめなければ分かりません。
自分の考え=相手の考えでは決してないのです。
自分の考えがあたかも相手の考えのように思いこんでしまうことは決して配慮ではありません。
きちんと相手に確認することが本当の配慮です。
悪い言葉で言えば、その独りよがりは正確かということです。

何よりも重要なのは…
自分がどうしたいかです。
誰しもが自分のことは自分で決めていいのです。
相手の責任までとってしまうことのないようにしたいものです。

思いやりは、相手の違いも認めて、違うことを理解することです。
同じになることを求めたくても、一人ひとりは自由なのです。
自分が自分のしたいようにしたいのならば、相手のしたいようにも認めていくことが大切です。
同意する必要はありません。
同じじゃなくてもいいのです。
違うことを認め合うことは自分を我慢することでも、押し殺すことでもありません。
とても自由で、軽やかなものなのです。

相手にも相手のことを決めてもらいましょう。
そしてそこからが新たな出発点です。
人間を理解することは本来とても難しいものです。
奥深いものです。




同じカテゴリー(カウンセリング)の記事

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 7人
プロフィール
Mako Takabayashi
Mako Takabayashi
1960年生まれ。魚座。B型。母乳育児支援、食と暮らしの市民活動、心の相談活動のボランティアなどに関わる。その後、シニア産業カウンセラー、中級教育カウンセラー、不妊カウンセラーの資格を取得。2019年には国家資格の公認心理師を取得。「みんな違って、みんないい」をモットーにカウンセリングルーム「マザリ―カウンセリング」を運営。小・中学校の相談員を10年間担当。小児科では、子育て支援を10年担当。産業保健では、企業でのカウンセラーや研修講師、メンタルヘルス対策支援も行ってきた。現在は、産業保健分野で企業のメンタルヘルス対策支援とスクールカウンセラーとして教育分野で活動中。趣味のジャズシンガーとしても活動中。好きなことは、ドライブや歌を歌うこと、そしてビール♪
オーナーへメッセージ
削除
自分のことは自分で決める
    コメント(0)