したくても出来ないことがある

Mako Takabayashi

2012年12月04日 00:09

例えば…
右手のない人に「右手で箸を持ちなさい」と言ってもできません。
だけど、義手をつければ箸を持つことは出来ます。
ですが、義手をつけるのか、つけないのかは選べます。
義手をつけないとしたら、箸を待たない代わりにどうするのかということになります。

能力は人によって異なります。
多くの人はない物ねだりをします。
そして、ないからこそ切望し、そうなりたいと願うものです。
ですが…
その能力がないとしたらどうしたらいいのでしょう…

心理学には自己受容とか、自己洞察とか自分を自分で理解する事を大切にします。
身の丈に合った自分でどう生きるのかを試行錯誤していくことがカウンセリングでしていく事です。
と、私は考えています。

時には対決し、傷つき、全てを否定された気持ちになるのもカウンセリングです。
いつもぬるま湯のように心地いいものがカウンセリングではないのです。

私はいつもクライエントの味方であり、最大の理解者でありたいと思っています。
だけれども、どうしても向き合ってもらわないといけない日がやってきてしまいます。
その日をその時を慎重に選んではいますが、私のタイミングとクライエントさんのタイミングが違う時もあります。
それは私の未熟さがそうさせているのだと思います。

私にも出来る事に限りがあります。
申し訳ないと後で思っても後の祭り…
何だかそんな感じが続いていて落ち込み気味です。

読み返して…
言い訳してるなと思いながらも葛藤をカミングアウトしてみました。

意見があれば教えてください




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