カウンセラーとしての心理療法

Mako Takabayashi

2010年03月07日 00:56

昨年から勉強を始めた対人関係療法(IPT)は、日本の第一人者である水島広子Drから直接学べるお得な勉強会です。
2か月に一度東京へ出かけてしっかり学んでいます。
今は次回の勉強会の為に症例をまとめているところです。

カウンセリングの療法は様々ありますが、治療効果が研究検証されている療法は認知行動療法(CBT)と対人関係療法(IPT)の二つだけです。
エビデンス(根拠)に基づいた心理療法と言えるでしょう。

心理療法は本を読んだけや研修で学んだだけではやっぱり使えません。
しっかり実践でやってみて、使っていかないと…
知ってることと出来ることの差は歴然です。

認知行動療法は数年前に洗足ストレスコーピング・オフィスの伊藤恵美先生のワークショップを受けて何とか身につけました。
本も見たくさん読みましたが、ワークショップで実践的に学んだので使えるようになりました。

カウンセリングをやっていくにはカウンセラーは勉強し続けなければ難しいと思います。
人の心を扱うカウンセリングは命にも関わる重要な行為なのです。
だから、しっかりと理論を知り、療法を知って、実践できることが求められると思います。
ただカウンセリングをやってきただけの経験では危険を伴います。
クライエントもカウンセラーも…

偉そうに書いてしまいましたが…
カウンセリングが怪しげなものと言われないためにもそれぞれのカウンセラーが自己研鑽してほしいものです。



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