私は「少数派」に属する人です。
以前は「普通じゃない」と捉えていました。
今は「少数派」と捉えています。
SMAPの「世界にひとつだけの花」にあるように…
人は一人ひとり違います。
違いの中で多数派に分類される人達と少数派に分類される人達がいるのだと思います。
発達障害の人たちはもちろん少数派です。
少数派は多くの人たちと異なるところがあるので生きにくいです。
同じにしようとするととても大変になってしまいます。
私はあえて少数派でいることを受け入れることにしました。
違って当たり前を認めて、カミングアウトすることにしました。
率直に、正直に今の私のありのままでいる方が生きやすいからです。
その時には誤解されても、相手が私に興味を持ってくれたら関係を変えることもできると考えます。
少数派なので多数派には理解されにくいと思っています。
共に違うことを認め合い、「違うよね」と一緒にいられる関係作りをしたいと思っています。
決して投げ出したり、あきらめているわけではありません。
しょうがないところはしょうがないところとして付き合いながら、工夫や努力はもちろんします。
だけど上手く行かないことだってあるし、どうしようもないことだってあります。
今まで生きてきて、何度挫折し、悔やみ、嘆いたことでしょう…
けれど…
それも必要だったと今は思っています。
痛い思いをしなければ学べなかったことがありました。
私だけではなく相手にももちろん辛い思いをさせてしまったことでしょう。
今さらとはいえ本当に申し訳なかったと思っています。
きれい事のように思われてしまうかもしれません。
別に悟りを開いたわけでもないのです。
「あるがまま」とはこんな風かな…
と最近思っているのです。