ADHDな人生

Mako Takabayashi

2008年04月13日 20:30

私にはADHDの傾向がかなりあてはまります。
不注意と衝動性が目立ち、多動もあります。
アスペルガー症候群的な所もあります。
場が読めなかったり、言外の意味を汲み取れなかったり、冗談が通じなかったり、などなど
多くの人とは異なる傾向を持っています。
自称「少数派」です。

とは言え、40歳を過ぎたあたりから落ち着いてはきました。
ある本によると、どうも発達障害の人達は歳をとると落ち着くらしいです。
カウンセリングや発達障害の知識もかなり役に立ってます。
それと、私を理解し、支えてくれる夫や友人のおかげで助かってます。
ここ10年くらいは自分の取り扱いが大分上手になりました。

幼少期には「ベビーギャング」と呼ばれ、「わがまま」「協調性がない」「変な人」「変わっている」「アメリカ人だったら良かったのに」「男だったら良かったのに」「ちょっと違う」「個性的」「目立つ」「黙っていればいいのに」など様々に言われてきました。
「どこか違うらしい」「普通じゃないらしい」とは感じていましたが、何がどう違うのかはさっぱり分からないで30代後半まで生きてきました。

そんな私でもカウンセラーとしてやっていけてるのは不思議です。
好きなことにはエネルギッシュな特性が役に立っているからだと思います。
また、視覚優性の理解の仕方や独特の感じ方が有効に働いているらしいです。
ADHDの傾向がプラスになっているのがいいようです。

世の中では発達障害の特性が活かされて活躍している人達が案外います。
過去の人では、アインシュタイン、エジソン、最近ではビルゲイツなどです。

社会性の問題や対人関係での困難さはあるけれども、ADHDの特性を活かして生きていくことはできると私は思っています。




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