少しの勇気

Mako Takabayashi

2008年03月23日 18:09

上手くいかない…
できない…
やれない…

クライエントから良く聴く言葉です。
確かにそうならざるをえない理由があります。
気持ちが不安定で、コントロールできなくてそうなってしまうこともあります。

で、そのままでいられないから苦しい。
本当にその通りです。

そんな時…
私は少しの勇気を持って欲しいと思っています。

良くこんなたとえ話をします。
小さい頃水たまりを跳び越したり、小川を跳び越えたりして遊んだことがありませんか?
飛び越えられるだろうか…大丈夫だろうか…心配になったりします。
今まで飛び越えたことのある水たまりの大きさや小川の幅を思い出しながら…
これくらいなら…と思いながらも、少し大きめの水たまりや幅の広い小川を飛んで見たくなるものです。
だから、できるのかどうなのか迷うのです。

そんな時…
「えい、やっ」と思い切って跳ぶことが大事でした。
やってみなければ分からないことは、少し勇気を出してやってみる。
ドキドキしながらとりあえずやってみる。

上手くいけば…
「アー、よかった」とホッとして、嬉しくなって、またやって見ようとすると思います。

失敗したら…
じゃ今度はどうしようか考えたり、今までやって大丈夫だった水たまりや小川を跳んで見てたりします。
そしてまたチャレンジです。
さらにドキドキしながらも勇気を出してやり直しです。

考えることも大切です。
だから、少しの勇気も大切だと思います。
始まりやきっかけを自ら選ぶことを大切にして欲しいと思います。
その積み重ねが不安をやわらげ、一歩を踏み出せる力になってくれると私は信じています。

「少しの勇気」大事にして欲しいと思います。



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