2012年07月18日 11:36
心理学が生活に入り込むことを問題視している内容です。小沢さんの主張はなるほどそうだと感じ入るところがあります。女性として、あるいはカウンセラーとして生きてきたからこそある主張だと思います。人はどう生きていくのか考えさせられる本です。
家族面接にあたっての実際がわかりやすく説明されている。実際に即した内容で具体的である。このシリーズの趣旨が「思想と理論と技法と経験の混合」となっているように、実践するために何がどう必要とされるのか、まさに生きた言葉となっている。
カウンセラーとしてどのようにあったらよいのか…著者のカウンセラー人生を通して、具体的に、実際的に伝わってくるものがある。面接場面で様々に迷い悩むことがある。いつも「これでいいのか…」と思いながら、ひとつひとつを自分なりにやっていくしかないのが私の現実だ。まさに著者も同じようにカウンセラーとして歩んでこられたことにホッとした。また、勇気付けられたように思う。
コミュニケーションで役に立つわかりやすい理論です。コミュニケーションに悩む人は一読ください。
人に助けを求めることの心理について分かりやすく書いてあります。心の仕組みを知ることで罪悪感なく、気持ちよく助けを求められるといいなぁと思いました。
孤独をポジティブにとらえると…なるほどなぁ~と思いました。1人が辛いとか…友達がいないとか…それもまた良しと思える内容です。哲学的な内容の本でした。
私は男と言うものがなかなか理解できません。女性なのでしょうがないとは思います。だけど…勘違いしてると思うことは多々あります。男の人が男の勘違いをどう説明するのか…興味を持って読みました。案外一致しているとこが多くて…私もまんざらではないと思ったりしました。
感情はコントロールできる―幸福な人柄を創る感情をコントロールしにくい自分のために読みました。
頭では分かってもなかなかそうはいかないところが
難しいところです。
それも全て練習を重ねることが大切だとか…
何事も出来ないとあきらめずにやってみることが大事です。
どうしてもうまくやれない人とどのようにしたら良いのでしょう。
本に書いてあることは最もでその通りです。
後は自分自身がどれだけ気持ちのコントロールをしながら
考えを整理整頓するかだと思いました。
著者の日本文化のとらえ方には深くうなずけるものがあります。
まさに私自身が感じていることのままです。
日本の文化や社会性がひきこもりと言う病理を築いているのです。
個人の問題ではなく社会の病理としてとらえるべきだと同感しました。
私をコントロールしないで!―あなたを支配するパートナーとの縁の切り方
パートナーとの関係において悩んでいる方にお勧めです。
させられている感じや尊重されていない感じなど
パートナーとの不快感はコントロール関係におちいっているからかもしれません。
2人の関係性を見直すエクササイズもあります。
とても読みやすい本です。
自分が気にかかっていることのいくつかが当てはまると思います。
繰り返し呼んで心に留めておきたいような本です。
文庫なのでかばんに忍ばせて、ちょっとした時間に読んでみて下さい。
人を援助するにあたって、いかに倫理観が必要であるかがよくわかる
実際のケースに沿いながら自分だったらどうするのかを考えながら
あるべき姿や倫理観が学べる。
14歳未満の犯罪は報道されないので
世の中に情報が出てきません。
どうしてなのか…原因を探ることは大切なのだと思います。
だからと言って…それが再発予防になるのかは疑問です。
しかし、事実は事実として報道されるべきなのではないかと
思いました。
僕はパパを殺すことに決めた 奈良エリート少年自宅放火事件の真実
親は子どものためにと思ってしてあげたくなるものです。けれど良く考えて見てください。「してあげたい」が「させたい」になっていませんか?放火してしまった少年の父親は「させたい」あまりに暴力と言う虐待を繰り返し続けてきました。さらに本人の発達障害が重なって…ショッキングな題ですが、深く考えさせられるルポでした。
一気に読んでしまうほどの迫力があります。被害者の歴史が克明にリアルに伝わってくるからだと思います。少年犯罪が増加しているように見える近頃ですが… 昔からあったこと、法律的に課題があることとして私たちが考えて取り組んでいかなければならないことだと心から思いました。