母乳育児支援時代から学び続けている分野です。
母親となった自分の問題でもあります。
私が心理学を再度学び出した原点でもあります。
卵子老化の真実 (文春新書)
知ってると知らないとでは妊活がかなり違います。女性だったら必読です。そして20代の人に読んでもらいたいです。
むずかしい子を育てるペアレント・トレーニング
しつけの本です。具体的でわかりやすいやり方です。お勧めですよ。
子どもが育つ条件―家族心理学から考える (岩波新書 新赤版 1142)
今子育てに苦しむ母親に、結婚している男性に読んでほしい本です。「子育ては楽しいはずなのに苦しい…」女性ならではの心の叫びを解説してくれています。また、ではどうすればいいのかも教えてくれています。
親子感情マネジメント―アサーティブな親子関係をつくるために
ペアレントトレーニングを活用した子育ての本です。子どもといい関係を作りながらしつけられます。是非やって見てください。
忙しいパパのための子育てハッピーアドバイス
育児支援でのキーパーソンは父親です。最近は協力的な父親は増えてきています。が、母親とのギャップがすれ違いとなっています。妻からは聞けない内容も本ならば受け入れ易いかもしれません。そっと夫のテリトリーに侵入させてみましょう!
子どもを愛せなくなる母親の心がわかる本 (こころライブラリー イラスト版)もう、何と言ってもありのままです。私もこの葛藤に苦しみ悩み続けています。男にはわかってもらえない気持ちを代表してくれているとしか言いようがありません。かなり、私情が入ってすいません…母親を支援する人には是非読んでもらいたい一冊です。
きずな―母と乳幼児メンタルヘルス・エッセンス
だいぶ古い本ですが、基本は変わらないことがわかります。母と子どもの愛着関係や信頼関係が子どもの発達には欠かせないということです。正統派の理論が数多く紹介されているので基本を知るには良いと思います。こちらも専門家向けです。
乳幼児精神保健の新しい風―子どもと親の心を支える臨床の最前線
子どもの心を育てるためには母親が支えられていることが大切です。最新の理論と取り組みが紹介されています。専門家向けではありますが、乳幼児の発達を知るには欠かせない本だと思いました。
子どものこころ―その成り立ちをたどる
子どものこころの発達を分かりやすく書いてあります。生育の過程が年代別にまとめてあって、なるほどと思うところがたくさんありました。子どもなりにも1人の人格を持った人間として成長していくのだなと思います。自分の子どもと照らし合わせたり、自分のことを思い出して振り返ったり…考えながら読みました。
子どものこころ百科
不思議や何故だと思う子どもの表れを丁寧に答えてあります。子育てに悩んだとき、不安になったときに役立つと思います。
抱きしめてあげて―育てなおしの心育て
最近この類の本を読み続けています。子育ては母親と密接に関係があります。過去は変えられないのですが、そこに何か気づけることがあればやり直せばいいのです。母親として負担に感じてしまうところもありますが、もっともだと思うところもあります。子どもと感じあい、伝え合いながらお互い育てられればいいのです。そのためには社会の支援と父親の助けが必要なことももちろんのことです。事例がふんだんで参考になる本です。
子育てと出会うとき
大日向さんの母親達の分析はとても現実的です。世の中の常識と言われているものに物申しているので風当たりも強いようです。お世話になっている小児科医からも度々批判をされます。しかし、事実として母親達は苦しがっているし、そんなに育児が楽しいわけでもないのです。母親であること、妻であることに諸手を上げていられるわけではないのです。こういう本は夫たちによく読んで欲しいものです。
母性愛神話の罠
小児科医がみた日本の母親・世界の母親
もっともなことなんだけど…文化や社会背景が感じられる内容です。今すんでいる国「日本」が常識と思ったら大間違い!私の常識が一般的なんていうのも…もともと一般的って何?と常日頃から感じているし、時代によってそうであることの違いって不思議だなぁと感じているし…私にしてみればもっともなことが多く書かれていましたが、果たして皆さんはどうでしょうか…
子どもへのまなざし
佐々木正美さんは児童精神科医です。障害児(自閉症など)の療育に特に精通していらっしゃいます。とにかく温かくいい本です。佐々木先生のお人柄がお母さんたちにジーンと伝わってきます。
続 子どもへのまなざし
続編もとにかく良いです。是非読んで欲しいです。
自閉症スペクトル―親と専門家のためのガイドブック
分かりやすく丁寧に説明してあります。自閉症児を持つ親必見です。
児童精神科医が語る―響きあう心を育てたい
佐々木正美さんのまなざしの温かさを感じます。関わる子どもたち、親達から感じたこと、伝えたいことをわかりやすい言葉と表現で伝えてくれます。また、他の専門家の意見も取り入れながら、その思いの背景も伝えてくれていることに人間性の豊かさを感じずにはいられません。副題の「響きあう心を育てたい」から感じるのは、評論家や専門家としての視点だけではなく、親としての自分自身についても一緒に考えていることです。こんな風にひとり一人と向き合えたら素敵だな…と読み終わってホワッとした気持ちになりました
佐々木正美シリーズ2 子どもの心が見える本 佐々木正美著 子育て協会 1050円
エリクソンのライフサイクルモデルに沿って子育てを整理しています。色々なたとえを用いた、経験に基づく持論には説得力があります。あるセミナーでの講義をまとめた本です。手軽に読みやすい薄い本ですが、中身はとても充実しています。
佐々木 正美シリーズ3 コミュニケーション障害の子どもたち 続・休み時間に落ちこぼれない子に 佐々木 正美著 子育て協会 1050円
子どもの存在そのままを信じてあげられる親・大人でありたいと思います。今の世の中人を信じるのは難しいと感じられるかもしれません。自分のことも確かと思えないと感じられる人がいるのですから、自分以外の人が確かだなんて思うには努力も必要だと思います。これからの子どもたちが少しでも生きやすくなっていくためにも、まず、大人が人を信じなおすことを大切にしていかなければならないと思いました。
輝ける子―100メートルを10秒で走れと言われてもさ、いっくら努力しても走れない奴っているじゃん
言いたいことがみんな書いてあるような本です。親はもちろん学校の先生に読んでもらいたいです。昔は自分も子どもだったのにすっかりその頃を忘れて、無理難題を子どもに言ってはいませんか?努力とか根性とか…そんな言葉が大好きな人に是非読んで欲しいです。なる様にしかなれない…だけどそれでも!かけがえのないたった一人の愛すべき子どもなのです。努力していない人はいないと私は思っています。ただ表れが見えにくかったり、上手く表現出来なかったりするだけなのです。多様な見方で子どもを見て欲しい…そんなメッセージが伝わってきます。
翼ひろげる子―子どもの生きる場所は、家庭、学校、友達の3つ。そのどれか1つにでも自分のことを受け止めてもらえるならば、子どもは生きていける
何て言ったって…親だからこそと強い思いを抱くものです。もちろん親だからこそできることもあります。しかし、全てを親だけが担えるはずもないのです。背負ってしまわずに、子どもを信じていられることは素晴らしいと私は思います。本を読んだ時は気持ちが新たになるのですが、日常になってしまうとつい…明橋さんのシリーズの本は、親として元気をもらえます。子育てに迷っている方には是非お勧めしたいです
思春期にがんばってる子―お母さんもお父さんも、おまえのことが大好きだよ。たとえ学校へ行けなくても、おまえは、とってもいい奴だよ。
題名どうりの本です。子どもを信じることは親がまず必ずできることです。なって欲しい子どもを基準に評価してしまいがちですが、今のままの子どもそのものが愛すべき我が子ではないかと私も思います。その子にとってかけがえのない親であるように、親にとってかけがえのない子であるのです。生きているだけで充分なことを分かっていても忘れがちになってしまうのは親だからこそだとも思います。「ありのまま」そんな言葉が実感できるようになれれば…と思います。
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子育てハッピーアドバイス
このシリーズはとにかく読みやすくて、安心できる内容です。甘いとか色々と意見はあるようですが、子どもの発達を踏まえた理論に裏づけされている内容です。是非是非読んで下さい!
子育てハッピーアドバイス 2
子育てハッピーアドバイス3
子育ての、そばにいる人はだれ?―育児支援の明日のために
聖マリア病院の育児療養科で活躍している小児科医の10年の記録です。育児不安に対応する時の心構えなどは、まさに実践を踏まえてなので的を得ていると思います。話しを聴くと言うことは、ひたすら耳を傾け、寄り添うことだと著者は言います。「ちゃんと聴く」ことがなければ本当のことを方ってもらえないと言います。本当にそのとおりだと思います。育児支援はチーム支援でを地域で実践し、ネットワークを広げて活躍されています。誰かそばにいる人がいなければ、人は生きていきにくいのだと私も実感しています。育児支援に携わる人たちに読んでもらいたい本だなぁと思いました。
赤ちゃんと脳科学
①赤ちゃんは、自ら行動し、環境と相互作用する存在である。②赤ちゃんの発達は、必ずしも右肩上がりではない。③赤ちゃんも、一人の人間としてその存在を尊重すべきである。この三つが著者が伝えたかった赤ちゃん論だとまとめられています。育児についてはありとあらゆる人たちがあらゆる理論や科学と言われるものを根拠に語っています。その中から自分はどう考えて、どう決めていくのかを考えていくことが大切なのだと私は思います。子どもの発達について理解することはどう子育てしていくのが考えるのに役立つことだと私は思います。
母子密着と育児障害
アンケートや調査に基づいた結果を踏まえて書かれているので説得力がある。が…母乳育児やスキンシップについて誤解があると思う。と言うか、正しい知識や適切な情報が著者には届いていないように感じられる。確かに、なるほどそうだと思えるところもある。著者の価値観によって操作された情報を発信してもよいのだろうかと思えて仕方がなかった。
子育て臨床の理論と実際
子育てについては様々な立場と考え方があります。私は子育ては母親だけのものではないと考えています。が、日本の文化ではまだまだ「母親が」と語られることの方が多いと思います。子育てに携わる人の家族観や父親像、母親像、夫婦のあり方などが子育てにおいて重要なのではないかと思えます。家族の支援に携わる人に読んで欲しい本です。
現代のエスプリ (No.420)母子臨床再考 畠中 宗一編集 至文堂 1381円
母子臨床とは…みたいな感じがつかめてきました。母親にはジェンダーや社会や文化や世代など…様々な世界観と常識、価値観があるものです。今を生きる母親達の息苦しさを感じている評論家と何らかの世界観を押し付けようとしてくる評論家のどちらも正しいのだと思います。ただし、現実を生きている母親達に役にたつのは一体どんな母親像なのでしょう。まだまだスッキリしない私です。
おかあさんはカウンセラー
おかあさんをやっていると、ちょっとしたスランプ状態になる時があるかもしれません。思うようにならないことでがっかりしたり、イライラしたり、情けなくなってしまったり…そんなちよっと気分が落ち込んでしまっている時に読んで欲しいと思います。きっと少しホッとして、元気になれると思います。<
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家庭崩壊・学級崩壊・学校崩壊
うーん、やっぱりスッキリしません。間違ってはいないと思うけど、そこまで子どもの幸せを考えて子育てしなければならないのでしょうか。バッシング的な、批判的な内容でもあるので違和感を感じてしまうのだろうと思います。「人権」とか「女性学」とか…どうしてそこまで批判的に考えられるのかが不思議でなりません。今まで慣れ親しんできた種類とは明らかに異なる意見なので当惑しているのかもしれません。できるだけポジティブに受け取りたいのでどう解釈するのが良いのか、只今思案中です。
遊びとしつけ―子育てが楽しくなるコツ
遊ぶことが子どもとの密接なコミュニケーションの方法なのは良くわかった。私個人のあくまでも感覚ではあるが、どこか釈然としない気持ちになってしまった。それは、私自身が子育てが楽しくないと感じているからなのだが…子どもを育てる視点で書いてあるので、私本人の葛藤がおさまらないのかもしれない。是非他の誰かに読んでもらって、感想を教えていただきたいと思っている。<
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母子臨床と世代間伝達
親と乳幼児の響き会うような感情のやり取りや葛藤がどんな出来事や背景によってもたらされているのかがとてもわかりやすく解説してあると思う。私自身のことも振り返りながら、実際の臨床場面で出会う親子のやり取りを浮かべながら読んで見た。母親理解が子育て支援だという思いを新たにすると共に、心の問題はやり直しが必ずできることも子どもと共に育つ親として忘れてはならないと強く思った。
Q&A こころの子育て―誕生から思春期までの48章
通ってきた道なのに、大人になってしまったことでその時の子どもの気持ちに寄り添えなくなってしまう時がある。子どもの心の成長にどう接したらよいのか…河合さんのQ&Aは押し付けに感じられない。人柄のせいなのか、心の専門家と言われる人だからなのか…とても楽な気持ちになって、またがんばろうという気持ちになります。
子別れレッスン―「おっぱい男」と「わがまま妻」
どう育てるかの本はたくさんある。どう子別れするか思ったことはあっても話題にはしにくいように思う。パラサイトシングル(働いて経済力があるのに親元に寄生して離れない20代から30代の未婚者のこと)が増えていると言われている。家族が共依存ではなく、個として生きていくことが子別れであり、親離れであることをこの本は教えてくれている。精神科医とノンフィクション作家の対談。
NO!と言える子育て―子どもを蝕む22の育児常識
叱らない子育てとか、3歳児神話とかよく聞く気になる言葉がある。自分の子育てに悩んだり、苦しんだり…。「ねばならない」からちょっと背中を押してくれて少しホッとできる。けれど、母乳については私の思いとは異なっているのが残念だった。子育て中の複雑な気持ちに拍車がかかるか、「なぁんだ」と思えるかは読む人がその時にどのくらい余裕があるかでかなり違ってくるだろうと感じた。
母子関係の臨床心理―甘えの中の子育て考