子どもの涙
久しぶりに子どもと話をしました。
病気になる前は色んなことを話していましたが、最近はあまり話ができていませんでした。
どちらかというと無口になり笑顔も少なくなっていたことを気にかけていました。
涙を流しながら今の胸の内を打ち明けてくれました。
病気は色々な所に影響を及ぼしています。
出来ていたことが出来なくなったり、やろうとすることに制限がかかったり、差別されたり…
一つ一つが生きていくのに困難で苦しいことです。
親の私は話を聴くしかできません。
代わってあげたくても代わってあげられないし、命にかかわることには制限をかけざるを得ません。
思わず抱きしめたくなる切なさでした。
せっかくつなぎ止めた命です。
ただ生きているだけで良かったと思ったのもつかの間のことでした。
人は本当に複雑で難しい生き物です。
ただ子どもの笑顔を心から願うばかりです。
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