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2022年01月03日

本年もよろしくお願いいたします。

本年もよろしくお願いいたします。



私には障害者雇用で働いている子どもがいます。
成人なので何もかも親がかりなわけにはいきません。
障害があって働くと言うことは、社会的な困難が次々とやってきます。
精神障害は見た目には分かりません。
だからこそ困ってしまうのです。
多くの人は努力で乗り越えられることが、障害があると出来ないのです。
出来る人には分からない苦しみや悩みがあるのです。
スッゴク分かってもらいたいけど、そうはいかないのです。

何故ならば、見た目は何の問題もなく見えるからです。
だから、何気ないことで傷ついて泣いているのです。
そして、社会に出るのが怖くなってしまうのです。
勇気がくじかれてしまうのです。

いつも全身全霊で守りたいのが親です。
なのに親が出ていくと「あの親が…」と言われてしまいかえって守れないのです。
たけど、愛する子どもが生きていくためには親バカになります。
子どもの利益を守るために、合理的配慮が我儘と言われないために最善を尽くすしかないのです。

その人にはその人の事情があります。
「あ~ぁ」と思った時に立ち止まって、その人の事情を思いやって欲しいのです。
クドクド説教することは、心理的に追い詰めるだけで何の解決も産まれません。
それよりも、お互い困っていることをどうすれば解決するのかを一緒に考えて欲しいのです。
悪意で間違えているのでもなく、わざとそうしているわけてはないのです。
なってしまったこと、してしまった過ちは、次からそうならない具体的な工夫を一緒に考えて欲しいのです。

より良く生きたくて人は生きています。
悪意はないのです。
そうなってしまったこと、申し訳なく肩身が狭く感じているのです。
責めないで下さい。
自己責任で終わらせないで下さい。

一人では本当にどうにも出来ないことがあるのです。
どうか私たちに力を貸してください。
障害がある人に温かい眼差しで接してください。
親の我儘は承知しています。
せめて、この文章を読んだ方には協力して応援していただけると助かります。



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プロフィール
Mako Takabayashi
Mako Takabayashi
1960年生まれ。魚座。B型。母乳育児支援、食と暮らしの市民活動、心の相談活動のボランティアなどに関わる。その後、シニア産業カウンセラー、中級教育カウンセラー、不妊カウンセラーの資格を取得。2019年には国家資格の公認心理師を取得。「みんな違って、みんないい」をモットーにカウンセリングルーム「マザリ―カウンセリング」を運営。小・中学校の相談員を10年間担当。小児科では、子育て支援を10年担当。産業保健では、企業でのカウンセラーや研修講師、メンタルヘルス対策支援も行ってきた。現在は、産業保健分野で企業のメンタルヘルス対策支援とスクールカウンセラーとして教育分野で活動中。趣味のジャズシンガーとしても活動中。好きなことは、ドライブや歌を歌うこと、そしてビール♪
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