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2024年02月08日

マザリーカウンセリングのお知らせ



マザリーカウンセリングのホームページを作成してからかなり年月が経ってしまいメンテナンスが思うようにならなくなってしまっていました。
このブログとホームページが連動していたはずなんですけど、ホームページに表示されなくなってしまいました。
解決法が分からず困っています。
そろそろホームページも一新しようと考えていたところでした。
そこそこ分かるけど、なんかあった時には困るレベルの理解力なので申し訳ありません。

カウンセリングルームも24年を迎えました。
地道にコツコツとやってきてます。
初めは仮住まいで限られた時間で始まりました。
今はプライバシーの保たれる安心したルームになっています。
時間も朝9時から夜10時までご都合に合わせてお引き受けできるようになっています。
これからもひとりひとりのクライエントさんと向き合いながらカウンセリングを行っていきます。

カウンセリングルームについてはホームページをご覧ください。
お問い合わせも承っています。
お電話の場合は、053-585-2571 までお願いいたします。
電話に出られない場合もありますが、留守番電話につながります。
折り返しの連絡先を録音していただければ折り返し連絡をさせていただきます。

どうぞこれからもマザリーカウンセリングをよろしくお願いいたします。

  


Posted by Mako Takabayashi at 22:32Comments(0)カウンセリング

2023年10月10日

〈C-net浜松〉 20年記念講演会「アドラー心理学~早期回想~」



この肖像写真はアドラー心理学のアルフレッド・アドラー(Alfred Adler)です。
私が心理学の勉強を続けている中で私の信念や哲学としてアドラー心理学を学んできました。
そこで、20年を迎えたカウンセリングの学習会C-net浜松〈カウンセラーズネットワークはままつ〉で20年記念のイベントとしてアドラー心理学の研修会を開くことにしました。
講師は「アドラー心理学ならばこの方から学ばなければ!」と私は思っている向後千春先生です。

日本でのアドラー心理学は、今はお亡くなりになられた野田俊作先生が普及活動をされていました。
向後先生は、野田俊作先生から直接アドラー心理学を学んだ経緯があり、「誰もが(正統的で現代的な)アドラー心理学の講座を受けられるようにしておくのは悪くないし、その仕事をするべきかなと思う」と最近ブログで書かれていました。
まさに生のアドラー心理学を学ぶのに今は向後先生しかいらっしゃらないのではないかと私は思っています。
何よりも、とにかく、お話しがとても面白く、何度聞いても興味深いのです。
皆様にはぜひ向後先生からアドラー心理学を学んでいただきたいと考え講師をお願いしたところ快諾してくださいました。

主催のC-net浜松とは、産業カウンセラー達が自主運営するカウンセリングの学習活動を行うグループです。
私が現在代表をしています。
月一度の定例会を始めて20年が経ちました。
グループ活動を続けてこられたのは、多くの方に参加していただいたからだと感謝しています。
今まで関わった方やカウンセリングの学習をより深めたいと志している方に向けて記念イベントを開催することにしました。
皆様の参加をお待ちしております。

日時 2023年11月11日土曜日
会場 アクトシティ浜松 研修交流センター51研修交流室
住所 : 静岡県浜松市中区中央3丁目9−1
TEL : 053-451-1111

第一部〈研修会〉13時~17時
「アドラー心理学~早期回想~」
〈講師〉向後千春先生 (早稲田大学人間科学学術院教授)
〈参加費〉4,000円 (事前振込) 〈定員〉40名

第二部〈特別定例会〉18時~20時
立食形式で仲間づくりの時間になります。
〈参加費〉5,000円 ※当日会場にてお支払いください。

下記QRコードよりお申し込みをお願いいたします。
詳細は確認後メールにてお知らせいたします。

お問い合わせは、C-net浜松 ブログよりメールでお願いいたします。

〈後援〉 一般社団法人日本産業カウンセラー協会中部支部 静岡事務所



  


Posted by Mako Takabayashi at 10:37Comments(0)カウンセリングプライベート

2022年11月23日

発達特性のある子が学校で困るのはどうして?


「学校の中の発達障害」多数派・標準・友達に合わせられない子どもたち 本田秀夫著 SB新書

学校でのカウンセリングで「あるある」の合わせられない子どもたちのことについて書いてあります。
スクールカウンセラーとして「襟を正さなければ」と感じました。
私自身がADHDのグレーゾーンだから、発達特性ですっごく困ってしまうことわかっているはずなのに、学校の中にいると学校の当たり前に染まっていくんですね。

少数派の発達特性の人たちは、多数派の中では違って見えるのです。
定型発達(そもそも「定型」が何を指すのか私は疑問に思っていますが…)では説明がつかないから特性なのですよ。
特性という事情があるから、多数派が出来ていることがやりにくいのです。
頑張っていないわけではなく、何とかしようとしているから辛くて、苦しくて…
はたから見ると、それは「あるべき姿」ではないのです。
わがままだったり、自分勝手だったり、特別に見えてしまうのです。

本人にとって学校に行かない決断も苦しいんですよ。
お腹が痛かったり、気持ち悪くなったり、体はもう無理だよとサインを出すのも辛いものです。
苦しくても、辛くても苦行のように学校には行かなくてはならないものなのでしょうか?
本人が「行ってもいい」と思える場所だったら来た方がより良いだろうと私は思っています。
が、「行くべきもの」の縛りが強い学校へ行かざるを得なくなってしまうことがしんどいだろうなと思っています。

だからと言って、学校に行かないと「教育を受ける」機会が奪われてしまいます。
今はネット環境で様々なツールが用意されているので、学校じゃないと学べないわけではなくなってきました。
ですが、義務教育以降は「教育を受ける」選択肢がなかなか厳しい状況です。
高校まではほぼ90%以上の人が通っているので、「学歴」というカテゴリーで社会的に差別を受けてしまうことはありそうです。

「みんな違って、みんないい」わけではない日本でどうしていったらよいのでしよう。
日々そのことを悩みながら考えています。
この本に出合って、「そうなんだよ!」と心から思いました。
私はスクールカウンセラーとして何が出来るのかをこれからも模索していきます。  


2022年10月16日

ホームページに「心理検査」のページを追加しました。



マザリーカウンセリングでは、カウンセリングでうつ状態を客観的に知るために、あるいは発達特性があるのか否かをスクリーニングするためにいくつかの心理検査を行ってきました。
この度、発達障害の特性の程度と要支援度の評価尺度 MSPA (Multi-dimensional Scale for PDD and ADHD)を新たに追加しました。
MSPA(エヌスパ)は、一人ひとりの個人差を理解し、生活の場で「暮らしやすくする」支援のために開発されました。
また、偏見を防ぐという観点から障害や診断名は使わずに特性で示します。
検査結果は、個人差が大きい発達障害者の要支援度を特性別に5段階で評価し、本人や支援者に発達障害の特性や支援が必要なポイントを一目で分かるレーダーチャートとして表示されます。
同じ発達障害という診断名であっても、人それぞれに特性や困っている内容やその程度は違います。
MSPA(エヌスパ)では、発達障害の診断が目的ではなく、発達特性を「コミュニケーション」「集団適応力」「共感性」「こだわり」「感覚」「反復運動」「粗大運動」「微細協調運動」「不注意」「多動性」「衝動性」「睡眠リズム」「学習」「言語発達歴」の項目で困っている特性や支援が必要なポイントを簡単に見てわかるようになっています。

2016年から医療保険の適用になり現在普及が進められています。
マザリーカウンセリングでは、講習会を受けたカウンセラー髙林が検査を承ります。
詳しくはホームページをご覧ください。
また、お問い合わせはホームページからお願いします。


  


Posted by Mako Takabayashi at 23:25Comments(0)カウンセリング

2022年08月08日

うつ病治療のわかりやすいガイドブックが出版されてます


今ではうつ病はポピュラーな精神疾患となりました。
が、誤解や偏見も多く、治療においては悩みがつきない病気だと思います。
「病院では話を聞いてくれるわけではない」
「薬だけでは良くならない」
「家族が理解してくれない」
などなど…クライエントさんからは多くの戸惑いを伺います。
このガイドブックは「当事者・家族のための」と副題にあるように、分かりやすい言葉で、読みやすく書かれてあります。

カウンセリングでは
うつ病になるとどのような症状があって、どのような経過で回復していくのか(専門用語では心理教育と言います)
どんな治療を望んでいるのかを整理しながら、主治医にどのように今の状態を伝えていくのか
今出されている薬の情報提供をしながら、今の病状にあった投薬のためには主治医に何を確かめるといいのか
休職中であれば、どのように復帰を目指していくのか
復帰のために主治医や産業医、産業保健スタッフや上司と何を確認して、伝えていくのか
医療以外に自分や家族ができることはどんなことなのか
など様々なことを話し合います。

また、うつ病に有効な心理療法として「認知行動療法」があります。
カウンセリングでは、5回から10回くらいで「認知行動療法」を使えるように学んでいきます。

参考書として「こころが晴れるノート」を使っています。
自学出来るのであれば
「こころのスキルアップトレーニング」がおすすめです。

病気になりたくてなる人は誰もいませんよね。
病気なので必ず良くなります。
そのために必要な情報や支援があるといいと思います。

「うつ病治療ガイドライン」は日本うつ病学会が公表しているガイドラインです。
全文は少々専門的なところもあり読むには努力がいりますが、ご覧いただくのもよいのではないかと思います。


  


Posted by Mako Takabayashi at 15:26Comments(0)カウンセリング
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プロフィール
Mako Takabayashi
Mako Takabayashi
1960年生まれ。魚座。B型。母乳育児支援、食と暮らしの市民活動、心の相談活動のボランティアなどに関わる。その後、シニア産業カウンセラー、中級教育カウンセラー、不妊カウンセラーの資格を取得。2019年には国家資格の公認心理師を取得。「みんな違って、みんないい」をモットーにカウンセリングルーム「マザリ―カウンセリング」を運営。小・中学校の相談員を10年間担当。小児科では、子育て支援を10年担当。産業保健では、企業でのカウンセラーや研修講師、メンタルヘルス対策支援も行ってきた。現在は、産業保健分野で企業のメンタルヘルス対策支援とスクールカウンセラーとして教育分野で活動中。趣味のジャズシンガーとしても活動中。好きなことは、ドライブや歌を歌うこと、そしてビール♪
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